コツコツ(18)自分にあった資産運用スタイルをみつける
資産運用のスタイル
さて、これから投資を行うにあたり、まずは「金融商品」という、ざっくりとした名目が何を指すかを考えてみます。
金融商品(きんゆうしょうひん:financial instruments)とは、一般に、金融取引における商品を漠然と指す。
資産分類 商品タイプ 現物 デリバティブ取引 有価証券 その他 市場デリバティブ取引 店頭デリバティブ取引 長期負債(一年超) 公社債(短期のものを除く。) ローン(短期のものを除く。) 債券先物取引
債券先物オプション金利スワップ
金利キャップ
金利オプション
エキゾチックオプション短期負債(一年以下) コマーシャルペーパー・短期社債 流動性預金
コール・ローン短期金利先物取引 金利先渡契約 エクイティ 株式 (合名会社持分) ストックオプション
エクイティ先物取引ストックオプション
エキゾチックオプション外国為替 N/A (スポット外国為替取引) 通貨先物 外国為替オプション取引
為替先物予約
為替スワップ
通貨スワップコモディティ N/A (スポット商品取引) 商品先物取引 商品先渡取引
金融商品 - Wikipediaより表もお借りしましたが、難しい単語がたくさんです><
ポイントは3つで、「流動性」「収益性」「安全性」です。この3つ全てを満たした商品はないと言われているので、その時々にあったバランスと内容を理解することが大切=資産運用のスタイル。
収益性:リスクをとって、大きなリターンを狙う(株式、投資信託、外貨など)
安全性:元本割れのリスクをとらず、安全第一(定期預金、国債など)
自分にあった運用スタイルをみつける
いろいろなところで、このスタイル診断を行っています。FPの方などプロにお願いして行うと、より詳しくピッタリのスタイルを導き出せるとおもいますが、このような診断も一つの目安になるかと思います。
マリンの結果:36点 バランスと成長重視の間かな。
30点〜35点 バランス型 リスクも安定もバランス良く 診断 35点〜40点 成長重視型 収益重視で夢も大きく! 診断
成長重視型
資産運用診断結果:成長重視型運用
ある程度のリスクを覚悟して収益重視で資産運用をおこなうあなたには、この成長重視型運用をお勧めします。値上がり益追求型とも言います。
元本確保型商品などの安定型の商品と収益性のある商品とを組み合わせて長期的な計画を立てると良いでしょう。基本的には株式中心の運用で、可能であれば投資信託などでアクティブ型を中心にした資産運用が良いでしょう。海外の株式は北米・欧州がお勧めです。
<運用商品の種類>
- 元本確保型商品(元本確保など安全性の高い商品)⇒定期預金、金銭信託、貸付信託、利率保証保険など
- 国内債権(株式よりは安全性は高いもののリターンも少ない商品)⇒MMF、公社債投資信託、国債、地方債、政府保証債、社債など
- 国内株式(株価変動リスク等のリスクは高いがハイリターンを見込める商品)⇒国内株式、株式投資信託、実績配当型保険(国内債券運用)など
- 外国債券(国によっては日本の金利水準より高いためリターンが見込めるがリスクも高い商品。外国債券のうち外貨建て債券は、海外の通貨で取引されるため通常のリスクに加えて為替変動リスクあり)⇒外国債券型(株式型)投資信託、外貨建てMMF、実績配当型保険(外国債券運用)など
- 外貨預金(高い為替変動リスクを伴うが、為替変動をうまく利用することでリターンも見込める商品)⇒外貨普通預金、外貨定期預金など
成長重視型運用サンプル
⭐️
マリンの結果:
リスクの少ない金融商品から投資を始めたいあなたは…
予算1万円程度から
MMF
MMFとは、公社債などの短期金融商品を中心に運用して、安定収益の確保を目指す実績分配型債券ファンド(投資信託)のことです。1円以上1円単位で預け入れることができ、30日以上無期限です。比較的安全性の高い投資信託になります。
公社債投信
公社債投信とは、安全性の高い公社債を中心に運用し、安定した収益確保を目指す実績分配型債券ファンドのことで、株式は一切組入れない投資信託です。主に短期の国内の公社債での運用の場合を短期公社債投資信託、主に中長期の国内の公社債での運用の場合を長期公社債投資信託と言います。MMFやMRFなどは公社債型投資信託で、株式型投資信託よりもリスクが小さく、銀行預金より利回りが若干高めになっています。
⭐️
マリンの結果:
あなたはバランス運用(ミドルリスク・ミドルリターン)タイプです。
バランス運用(ミドルリスク・ミドルリターンタイプ)のあなたは、好奇心が高く、物事を広い視野とらえることが得意のようです。
負ける勝負を回避する志向が高いので、ある程度のリスクも許容できるのであれば、収益性と安全性を併せ持つ投資商品を検討してみてはどうでしょう。
マリンは、バランス/成長型という感じでしょうか。
バランス/成長型
年齢や、その時のライフイベント等にも、このスタイルは変化するそうです。
マリンは、基本がバランス型みたいなのですが、今は少し頑張れるぞ!っていう時期だそうです。だから成長型で組んでもいいし、まだ初心者だからバランス型で組みますでもいいのです。
冒険できる時期は少ないので、少しなれたら、成長型に近いスタイルで組んで、またバランスに戻したいと考えています。(理想✨)
バランス運用型:元本確保 40%、国内株式 25%、国内債券 20%、外国債券 10%、外国株式 5% (元本 40%、株 30%、債券 30%)
成長運用型:元本確保 20%、国内株式 35%、国内債券 20%、外国債券 15%、外国株式 10%(元本 20%、株 45%、債券 35%)
うーーーーん、とこの2つの割合を見比べて、
マリンバランス運用型を決めました(笑)
① 元本確保 40%、国内株式 25%、国内債券 20%、外国債券 10%、外国株式 5% (元本 40%、株 30%、債券 30%)
上のバランス運用型の形になるまで、この形をキープ。
② そこで見直しをする。ライフイベントとか含め、運用スタイルに変更がなければ、次を目指す。株については、外国は10%とあるが、そこまで伸ばすかは未定。
元本確保 30%、国内株式 30%、国内債券 20%、外国債券 10%、外国株式 10% (元本 30%、株 40%、債券 30%)
よく見たら、資産運用診断 セカンドライフ資産運用ナビさんの結果とほぼ同じに(笑)!?
そうか、株ではない外貨で5%持てばいいのね。
モーニングスター [ 投資信託講座 ]よりお借りしました。
目標利回りが3%以上、5%未満のみなさんは、スタンダードタイプに当てはまります。株式と債券をバランスよく配分しましょう。
各資産を組み合わせた場合の収益率と値動きの幅(年率)
国内株式 国内債券 国際債券 国内株式:国内債券 30:70 50:50 70:30 収益率 18% 1% 10% 6% 9% 13% 値動きの幅 14% 2% 6% 4% 7% 9%
この通り、うまく組めるかな?